地域看護専門看護師と老人専門看護師に必要なもの

人間関係を築くことが難しくなった今の時代、そもそも干渉されたくない、もしくは関心がないなどたとえ隣の家の住人でもあまり交流がないのが現状です。

それでもやがては来る老いに、ケアをしてくれるのは家族であり、全くの他人である地域の方だったりしませんか。また思い出してみてください。学校であっても、会社であっても皆さんの健康を守るために医者や看護師たちがいたことを。

地域看護専門看護師とは、その名の通り地域の看護に従事する看護師のことです。 たとえば労働者の健康管理を行ったり、学校での健康管理をしたりします。また国や地方自治体が健康を守るために組織的な活動を行い、環境・食品の衛生や病気予防のために活動しています。

一方、老人看護専門看護師も高齢者を看護ケアする看護師です。こちらは対象が地域専門看護師よりも限定的にはなりますが、地域とどこかしらつながっているのではないでしょうか。

筋力が衰えた高齢者はわずかな段差でも躓いたりしてしまい、若い時と同じように動くことができなくなってきます。老人専門看護師は疾患だけでなく、心理面についていかない体へのサポート、またその心理を支えたりする看護師です。

ではそれぞれどのような方が向いているでしょうか。 地域看護専門看護師は、定期的な健康診断を行い、病気予防の周知を図るためのイベントを企画・開催するため、企画力や行動力を求められます。

地域看護は特記すべき分野はありませんが、身近な健康指導や専門的な健康指導など実に幅広い知識と経験が必要になってきます。また地域に溶け込むコミュニケーション能力も必要でしょう。

老人看護専門看護師には、心と体の看護を主にして、高齢者の生活の安全面についての配慮も必要になります。ですから高齢者の心を受け止められる懐の大きな方が良いでしょう。

たとえば認知症の方からナースコールで何度も呼ばれたり、同じことを何回も言ったりします。体が自由に動かないことは、私たちが思っている以上に精神的な苦痛があるのだと思います。 どちらの看護師も、相手によりよい人生を送ってもらいたいという他人に対する思いやりが必要です。

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